「脱毛サロンを開業したいけれど、どの脱毛機を選べばいいかわからない」
「高額な買い物だから絶対に失敗したくない」
そんなお悩みを抱えていませんか?
結論からお伝えすると、脱毛機選びで見るべきポイントは「価格」「性能」「メーカーのサポート体制」の3つです。
価格が高ければ良い脱毛機とは限りませんし、スペックの数値だけでも正しい判断はできません。
この記事では、10万人以上の脱毛に関するお悩みを解消してきた美容機器専門家・YUNAが、業務用脱毛機の選び方を3つの視点からわかりやすく解説します。
これから脱毛サロンを開業する方、脱毛機の導入や買い替えを検討している方は、ぜひ最後までお読みください。
この記事の内容は、YouTubeチャンネル「脱毛ゼミナール」でも動画で詳しく解説しています。
目次
業務用脱毛機選びで見るべき3つのポイントとは

脱毛サロンの開業にあたって、脱毛機は最も重要な設備投資です。数百万円の高額な買い物だからこそ、慎重に選ぶ必要があります。
なぜ「価格だけ」で選ぶと失敗するのか
多くの方がまず価格に目を向けますが、「高い=良い機械」とは限りません。価格だけで決めてしまうと、「効果が出ない」「冷却が追いつかない」「電気工事が必要だった」「サポートが受けられない」といった問題に直面することがあります。
価格・性能・メーカーのサポート体制の3つの視点で比較する
脱毛機を正しく選ぶために重要なのは以下の3つの視点です。
- 価格:タワー型と卓上型の違いを理解し、サロンの規模に合った形状を選ぶ
- 性能:ワット数・電圧・ジュール数・冷却性能の4つのスペックを正しく読み解く
- 会社:購入後のサポート体制やメーカーの実績を確認する
脱毛機選びでは「価格」「性能」「メーカーのサポート体制」の3軸で比較することが大切です。どれか1つだけで判断すると、後悔する可能性が高まります。
業務用脱毛機を価格で比較|タワー型と卓上型の違い
脱毛機には大きく分けて タワー型と卓上型の2種類があります。それぞれの特徴と価格帯を把握することが、脱毛機選びの第一歩です。
タワー型脱毛機の特徴と価格相場
タワー型の脱毛機は、ロボットのような大きな筐体が特徴です。価格相場は 300万円〜500万円程度 が一般的です。
タワー型のメリット:
大きな筐体にさまざまな装置を搭載できるため、高性能に作りやすい点がメリットです。特に冷却性能に優位性があり、水冷タンクは約4リットルもの容量を持つ機種もあります。さらに、機械の過熱を防ぐラジエーター(冷却用ファン装置)を両サイドに2台搭載している機種もあります。
冷却性能が高いと施術中の温度が安定し、お客様が最初から最後まで快適に施術を受けやすくなります。連続照射によるオーバーヒートのリスクも抑えられます。
タワー型のデメリット:
本体が大きいため、狭いサロンでは取り回しが難しいことがあります。宅配便での配送が困難な場合や、高性能な設備を搭載する分だけ価格が上がりやすい傾向もあります。
卓上型脱毛機の特徴と価格相場
卓上型の脱毛機は、ワゴンの上に乗せて使用するコンパクトなタイプです。価格相場は 150万円〜400万円程度 と、タワー型に比べて手頃な価格帯の機種が多くあります。
卓上型のメリット:
軽量でコンパクトなため操作性に優れています。ワゴンの下にジェルや消毒液などの備品を置けるため、限られたスペースを有効活用したい小規模サロンに適しており、価格も比較的安い傾向にあります。
卓上型のデメリット:
コンパクトな設計のため冷却性能の持続性に課題がある点がデメリットです。水冷タンクもタワー型に比べて小さく、500ml程度の容量しかない機種もあります。連続照射を多く行う施術スタイルには注意が必要です。
タワー型と卓上型の比較まとめ
| 比較項目 | タワー型 | 卓上型 |
|---|---|---|
| 価格相場 | 300万〜500万円 | 150万〜400万円 |
| 冷却性能 | 高い(水冷タンク約4L) | やや制限あり(約500ml〜) |
| ラジエーター | 2台搭載可能 | 搭載が難しい場合あり |
| 連続照射 | 安定しやすい | オーバーヒートに注意 |
| サイズ | 大型 | コンパクト |
| 操作性 | 移動がやや大変 | 軽量で取り回しやすい |
| おすすめ環境 | 中〜大規模サロン | 小規模・省スペースサロン |
タワー型は冷却性能に優れ安定した施術が可能。卓上型はコンパクトでコストを抑えやすいのが魅力です。あなたのサロンの規模や施術スタイルに合わせて選びましょう。
業務用脱毛機を性能で比較|チェックすべき3つのスペック

脱毛機の性能を見極めるうえで重要なスペックは、ワット数、電圧(ボルト)、ジュール数 、冷却性能の4つです。カタログの数値だけに惑わされないためにも、それぞれの意味を正しく理解しておきましょう。
ワット数は「必要十分」が正解
ワット数(消費電力)は、脱毛機が使用する電力の大きさを示します。業務用脱毛機では 1,200W〜3,000W の範囲が一般的です。
ここで注意したいのは、ワット数が高いほど良いとは限らない という点です。
ドライヤーや電気ストーブでも約1,200W程度で十分な熱を生み出しており、大型オーブンでさえ1,000W程度で動作します。人の肌に照射する脱毛機に過度な出力は不要であり、肌への負担が増すリスクがあります。必要十分なワット数の脱毛機を選ぶことが重要です。
電圧(ボルト)と電気工事の落とし穴
脱毛機を選ぶ際に見落としがちなのが電圧(ボルト)です。
おすすめは、家庭用コンセントで使用できる100V対応の脱毛機です。
200Vのコンセントが必要な機種を選んでしまうと電気工事が必須になります。サロン内のコンセントをすべて変更する必要が出てくることもあり、分電盤(ブレーカー)ごとの交換では工事費用だけで数万円かかるケースもあります。
開業時のコストを抑えたい方や移転の可能性がある方は、100V対応の脱毛機を選ぶと安心です。
ジュール数は「カスタマイズ性」で判断する
ジュール数とは、脱毛機が照射する光のエネルギー量(熱量)を示す値です。ジュール数で最も重要なのは、細かくカスタマイズできるかどうかです。
お客様の毛質や施術段階によって必要なエネルギー量はまったく異なります。
- 脱毛初期(太い毛):メラニン色素が豊富なため、弱い出力でも光が十分に吸収されやすい。強すぎる出力は赤みやかゆみの原因になることも。
- 脱毛後期(細い毛):メラニン色素が薄くなり光が反応しにくくなるため、出力を上げて対応する必要がある。
つまり、同じお客様でも来店タイミングによって異なる出力設定が必要です。キッズ脱毛には低出力、メンズ脱毛には高出力と、ターゲットに合わせた調整幅も重要になります。
また、ジュール数の測定方法がメーカーによって異なる点にも注意が必要です。1平方センチメートルあたりの熱量で計測するメーカーと、照射面全体の熱量で算出するメーカーがあり、数値だけでの単純比較は困難です。ジュール数だけで判断するのではなく、機械全体の安定性やメーカーの信頼性を含めて総合的に判断しましょう。
性能は「ワット数」「電圧」「ジュール数」「冷却性能」の4点で確認しましょう。数値が高いほど良いわけではなく、必要十分なスペックとカスタマイズ性が重要です。
ここまでの内容をもっと詳しく知りたい方は
YouTubeチャンネル「脱毛ゼミナール」の動画もぜひご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=nasiWMXk8Bw
業務用脱毛機はメーカーのサポート体制で選ぶ|購入後のサポート体制を見極める

脱毛機選びで見落とされがちなのがメーカー(販売会社)の選定です。購入するメーカーの選択を誤って後悔する方はとても多いのが実情です。
「売って終わり」のメーカーに注意
脱毛機業界には販売することのみが目的になっている会社も少なくありません。購入前は手厚い対応でも、購入後のサポートが不十分なケースがあります。
特に以下のポイントを事前に確認しましょう。
- サポートの回数制限はあるか
- 一定期間後に有料サポートに切り替わらないか
- トラブル時の対応フローが明確か
- 電話やオンラインでの相談窓口があるか
信頼できるメーカーの特徴
信頼できる脱毛機メーカーには、いくつかの共通点があります。
1. サロン経営の経験がある
実際に脱毛サロンを経営した経験があるメーカーは、現場の悩みを深く理解しています。肌トラブルへの対処法やお客様対応のノウハウなど、実践的なアドバイスが期待できます。
2. 業界経験豊富なスタッフが在籍している
大手脱毛サロンでの勤務経験があるスタッフが在籍しているメーカーは、売上の上げ方やカウンセリングの進め方など、幅広いサポートが受けられる可能性があります。
3. 購入後のサポートに制限がない
「わからないことがあれば何度でも聞ける」という環境は、開業したばかりのサロンにとって心強いポイントです。ZOOM・電話・メールなど複数の相談チャネルが用意されていると安心です。
4. 長年の業界実績がある
美容業界で長く事業を続けているメーカーは蓄積されたノウハウの量が違います。長年の継続は、多くのサロンから信頼を得てきた証でもあります。
脱毛機は「買った後」が本番です。購入後のサポート体制が充実しているか、サロン経営の実体験に基づいたアドバイスが受けられるかを必ず確認しましょう。
業務用脱毛機の選び方チェックリスト

ここまでの内容を踏まえて、脱毛機を購入する前に確認しておきたいポイントをチェックリストにまとめました。
購入前に確認すべき項目一覧
【価格】
☐ サロンの規模に合った形状(タワー型 or 卓上型)を選んでいるか
☐ 電気工事費や配送費も含めた総コストを把握しているか
【性能】
☐ ワット数は必要十分か(過剰な高ワット数ではないか)
☐ 家庭用100Vコンセントで使用できるか
☐ ジュール数の調整幅は広いか
☐ 冷却性能は十分か(水冷タンクの容量・ラジエーターの有無)
【会社】
☐ 購入後のサポートに制限はないか
☐ メーカーにサロン経営の経験があるか
☐ 肌トラブル時の対応方法を教えてもらえるか
よくある失敗パターンと回避策
失敗パターン①:価格の安さだけで選んだ
→ 冷却性能が不足し、連続施術でオーバーヒートが頻発。施術効率と売上に影響が出たケース。
失敗パターン②:カタログのスペック数値だけを信じた
→ ジュール数の測定基準の違いを理解しておらず、期待した結果が得られなかったケース。
失敗パターン③:メーカーのサポート体制を確認しなかった
→ 肌トラブル発生時にメーカーから的確なアドバイスが得られず、対応に苦慮したケース。
こうした失敗を避けるためにも、チェックリストを活用して複数のメーカーを比較検討しましょう。
焦って購入を決めず、価格・性能・メーカーのサポート体制の3つの視点から複数社を比較検討することが失敗を防ぐ最善策です。
まとめ|脱毛機選びは「会社選び」でもある
業務用脱毛機の選び方のポイントを改めて整理します。
- 価格:タワー型と卓上型の特徴を理解し、サロンの規模や予算に合わせて選ぶ
- 性能:ワット数・電圧・ジュール数を正しく理解し、数値だけで判断しない
- 会社:購入後のサポート体制やメーカーの実績を重視する
中でも最も重要なのが「会社選び」です。脱毛機は購入してからが本当のスタート。親身にサポートしてくれるメーカーから購入することが、サロン経営の成功を大きく左右します。後悔のない脱毛機選びのために、しっかりと情報収集を行いましょう。
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https://www.youtube.com/watch?v=nasiWMXk8Bw
参考・引用元(外部リンク)
※この記事は美容機器専門家・YUNAの監修のもと作成しています。
※記載内容は一般的な情報提供を目的としており、特定の製品の効果・効能を保証するものではありません。