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脱毛サロン開業チェックリスト

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脱毛サロン開業チェックリスト

お客様が使用する備品リスト

☑︎業務用脱毛機
☑︎施術ベッド
☑︎ジェル
☑︎スパチュラ
☑︎除菌器
☑︎電動シェーバー
☑︎メイク落とし
☑︎スリッパ
☑︎タオル
☑︎おしり拭き
☑︎枕
☑︎ゴーグル
☑︎ガウン
☑︎紙ショーツ
☑︎ベッドシーツ
☑︎アルコール消毒液
☑︎アフターケア用品
(化粧水・炎症止め薬など)
☑︎荷物置き・ロッカー
☑︎カウセリングシート / 同意書
☑︎雑誌・タブレット
☑︎ドリンク

お客様のお肌に触れるものは、特に衛生面に気をつけた管理と肌触りや心地が良いものを選ぶようにしましょう。中でも業務用脱毛機は1番重要で、効果だけではなく安全性も兼ね備えたものを使用するべきです。

スタッフが使用する備品一覧

☑︎契約書・概要書面
☑︎パソコン
☑︎ユニフォーム
☑︎ゴム手袋
☑︎マスク
☑︎アルコール消毒液
☑︎掃除器具
☑︎ゴミ袋・ゴミ箱
☑︎店内設備・インテリア
☑︎受付エリア
☑︎スタッフ用ロッカー
☑︎洗濯機
☑︎決済レジ
☑︎領収書・筆記用具・文房具
☑︎予約システム・アプリなど

お客様が落ち着いた空間で施術を受けられるよう、
インテリアや装飾の工夫、サロンのコンセプトにあった
清潔感のあるユニフォームを用意してお客様を招いてください。
細かい工夫がお客様へのイメージ・満足度に
大きく影響を与えるので慎重に準備をしましょう。
神は細部に宿ります。

経営に必要なものリスト

☑︎開業届(個人事業主の場合)
☑︎青色申告(節税になります)
☑︎契約書・概要書面
☑︎ホームページ
☑︎各種SNSアカウント
☑︎税理士探し or 会計の勉強
☑︎社労士探し or 労務の勉強
☑︎会計ソフト(顧問の税理士が慣れているソフトがおすすめ)
☑︎就業規則(10名以上を雇う場合)
☑︎事業専用のクレジットカード
☑︎事業専用の銀行口座
☑︎節税テクニック

お客様が使用する備品リスト

業務用脱毛機

業務用脱毛機は、いわば結婚相手と同じくらい大切なパートナーで、サロンの源になりますので悩むに悩み慎重に判断する項目です。

施術ルームの面積、女性用?男性用?、金額、性能、見た目と様々な視点から見て決めるべきです。

その中でも一番重要なのは性能で、お客様の毛質・肌質に合わせあなたのサロンにとって最適な機械を選びましょう。

男性用であれば、いわゆる「IPL」がいいです。特に決まった表記はないので直接問い合わせして確認するのがおすすめ。逆に女性用に関しては脱毛だけではなくその他の性能、美容効果も合わせたものも多いので高くなりがちですが一長一短。

あとはメンテナンスも必要で、そのコストパフォーマンスも収支に直結します。脱毛器本体に付いている、実際にお客様のお肌に触れる照射口は定期的に交換が必須になります。その光を放つショットも限りがあり消耗します。例えば照射口のランプ交換が10万円で最大30万発のハンドピースだとしたら1ショットあたり0.3円となります。業務用脱毛器メーカーによってピンキリですので0.3円以上が割高と思って良いです。

色々なところに相談をして決めていきましょう。

施術ベッド

簡易的なものでは1万代で購入できるものあります。

ただ注意して理解して頂きたいことが大きく2点あり、

・見栄え

サロン紹介ページの写真には必ずと言っていいほどベッドが映り込んでいます。チープさを感じやすいのは脚部分です。細いものは安いので写真映えしません。あるt程度は気を使ったことがわかるくらいにはしておきましょう。出し惜しむ項目ではありません

・丈夫さ

女性用であればさほど問題はないですが、お客様も100人いたら100通りのように体重差もあります。1万円代のものでも壊れることはないですが、ギシギシと音がします。

お客様が自ら横になるベッド、清潔にしておくのはもちろんお客様が一番リラックスしているところですのでご理解して頂きたい。

ジェル

脱毛前、脱毛中、脱毛後、お肌を守ってくれる大切は効果を持ちます。

照射前にお肌にジェルを薄くコーティングし、その上から光を照射することで光の浸透率がアップします。さらに鎮静も合わせてしてくれるので万能な役割なのでこちらも必須です。最近は美容液の成分が一部入っていたりふき取り不要でそのままお肌に浸透しサラサラにしてくれるジェルモあります。

今では男性もお肌に気を使のが当たり前になってきていますので、男女問わずに良い成分のジェルをおすすめします。

スパチュラ

ジェルをお肌に塗布するために使用するスパチュラ。直接触れる道具の一つですので、適当な考えはなくして頂きすべての項目を一つ一つ慎重に選定していきましょう。形も様々なのであなたに合ったストレスに感じないスパチュラを。

本来のスパチュラの役割は、料理や製菓に使うもの指します。

長いヘラのような形をしていて、主な素材として金、木、竹、シリコンがありますが、脱毛サロンで必要なのは耐熱温度が非常に高いシリコン製ですね。

1本で「混ぜる」「炒める」「塗る」のほか裏ごしなどもできるので、とても使い勝手のよいアイテムです。「スパチュラ」といえば、パレットナイフやゴムベラのことを指す場合もあります。

評判の良いサロンは基本が完璧です。色の統一や、店内、サロンのイメージを崩さないものを選びましょう。

紫外線消毒器

お客様に直接触れるスパチュラやシェーバーなどを施術毎に消毒する必要機器である。

ただ気をつけて頂きたいことは、紫外線消毒器があるからといってアルコール消毒を怠ることです。ウェスやティッシュなどでしっかり消毒後消毒器に入れてください。また各部屋に設置することで衛生面の管理がされているように見えますのでお客様の警戒心もほぐれる。

紫外線による除菌効果:室内空気の菌に浴びせることにより、空気の流れで室内を清浄化してゆく方法。
また薬品類を使用するわけではないので、自然空気を清浄化することができる

電動シェーバー

基本的にお客様へシェーバーを使うことはありませんが、剃り残しがあった際にサポートして差し上げるためにあります。

かと言って安価すぎるものはNGです。替え刃があり取り換えることができるのか、替え刃のみで購入はできるのか、失敗しないためにこれら全部できるものを選びましょう。

施術時間にも影響します。ほとんどのサロン様は予約時間にシェービングのお時間は含まれておりません。剃った状態でご来店しますので、剃り残しがあった際丁寧且つ無駄なく行わなければいけないので、できるだけ高品質なシェーバーを購入されるのがいいと思います。

メイク落とし

施術をする際に余計な油分など、まっさらな状態にするための必需品です。

ファンデーションを塗った状態で施術は「不可」と認識してください。もちろんクリーム系もNGです。

きちんとした理由があります。照射した光が毛乳頭まで届かないので効果が低くなりお客様満足が著しく低下します。

また衛生面も良くありませんので、必ずメイクを落としてからご来店を促す、お客様のお仕事や事情でメイク済みでのご来店であれば予約時間10分前にご来店していただき、メイク落としをお渡しして差し上げてください。

スリッパ

大前提として、美容室風のサロンをイメージしていなければ土足で店内を歩くはNGと思ってください。

個室もあるでしょう、床の汚れが溜まっていくと埃が大気中に舞うことになり、その状態で全身の施術を行うということは衛生面的によろしくありません。

常に清潔に保つことが大切ですので、お客様はもちろんのことスタッフサイドもスリッパを履きましょう。

理想は使い捨てスリッパですが、ランニングコストも重要項目ですので、サロンの雰囲気に合ったおしゃれなもので良いと思います。その際は毎回中側を底部分の消毒はお忘れなく。

タオル

様々な用途で使用するタオルはサイズも大タオル、小タオルを準備して頂き、大タオル10枚、小タオル50枚でまずは開始で良いかと思います。

脱毛後の鎮静で冷タオルや、お客様のお洋服にジェルがかからないようガードするためのタオル、全身脱毛となると夏でも施術中は寒くなるので、ブランケットとして提供する大タオルなどお客様に密接するものです。

特に脱毛直後は少々ダウンタイムがありますため、タオルは清潔に保ててなくてはなりません。保管場所、洗濯洗剤もしっかり拘り、管理を心がけてください。

おしり拭き

男女問わず、施術後デリケート部分はご自身で拭いて頂いているサロンが大多数です。またウェットティッシュ代わりにもなるため最後お着換えの際に、気になるところを拭ける用途にもなります。

数々のサロンを見てきましたが、ティッシュ類を置くスペースが乱雑になっていることが良く見受けられますのでおしり拭きなどの整理整頓は細心の注意をし管理していきましょう。

現在リクライニングソファで施術を行っている脱毛サロンはほとんどないため、ベッドと枕は必須となります。

枕といっても寝るためではなく、マッサージ店や接骨院と同様、お客様が苦痛にならないよう頭を添えてあげるための道具として認識していただくのがいいと思います。

形は馬の脚の爪が分かりやすい例えとなりますが、うつ伏せになった際にリラックスしながら呼吸ができるようになります。枕の上に使い捨ての柔らかいシートを敷いて頂き、都度取り換えを行えば、リセットの効率が良くなり業務が捗ります。

ベッド同様に、見栄えも重要になりますので色の統一や素材も見極めましょう。決してコスト削減できる項目ではない。

ゴーグル

施術中、光の漏れから目を安全に保護するためにゴーグルまたはアイキャップを使用します。

基本的に光を直視さえしなければ、保護しなくても目に害はないと言われておりますが、

もし万が一、光が原因ではなかったとしてもお客様が目の異常を訴えてこられたら、サロンが責任を負う可能性も0ではありません。(こういう問題はサロン側が完全に不利な立場だから)

なので、お客様を守るため、サロン(自分)を守るため、必ず使用しましょう。

使い捨てのゴーグルもありますが、脱毛器購入時備え付けでも問題はないです。

ガウン

ガウンはすごく管理が難しい項目です。女性の脱毛サロンは必須中の必須で、費用を出し惜しんではいけません。

全身脱毛の場合は裸も状態です。その状態で待機もしますし1時間以上施術を受けると寒くなります。サロンで来店中はスマホとガウンがパートナーと言っても過言ではありません。

なので素材は、マイクロファイバー加工やポリエステルのような柔らかく気持ちいいものを選びましょう。

洗濯も重要で、できれば業者に頼んだ方が結果長持ちします。メンズではおすすめしていないのは、それなりにランニングコストが膨らむ項目ですので大判タオルでも問題はないと思います。

紙ショーツ

紙ショーツは脱毛中のデリケートゾーン(VIO)を隠すために履いて頂くこちらも必須アイテムです。

理由の1つとして、例えば上半身施術だとして下着を履いたままジェルを塗り照射した場合、ジェルが下着についてしまうからです。

メンズ脱毛サロンで男同士だからデリケート周りが見えてもOK、とはなりませんよね。お客様には最大限の気配りが必要です。

形は主に2種類あり、トランクス型かブリーフ型(どちらも素材は同じです)大差ないですが下半身施術のしやすさであればブリーフ型を選ぶと良いでしょう。

ベッドシーツ

名の通り施術ベッドに敷くシーツです。

施術中にジェルが付いたり、お客様のお肌が直接触れているので、施術毎に取り換え可能の使い捨てシーツが望ましいです。

1ロールあたり大体1000円前後で購入できます。

ベッドの素材とシーツの素材が合わなく滑ることが良くありますので、ベッドに大判タオルを敷いてからシーツを敷いているサロンも多いです。

素材も裏表微妙に肌触りがことなりますので注意して頂ければと思います。

アルコール消毒液

脱毛サロンに限らず、飲食店やアパレル店舗などお客様商売には必需品となります。

脱毛器本体、ハンドピース、スパチュラ、受付等お掃除する際に吹きかけ、清潔な布巾で拭いてください。

また、空気除菌の効果や感染症リスクを防ぐ効果もございますので、定期的に店内に吹きかけしっかり空間除菌を行いましょう。

アフターケア用品

脱毛の施術後は、フェイシャルサロンや美容室と違い、お客様のお肌(毛を剃った状態)は敏感な状態なので、アフターケア用品は必ずお渡してください。

主に美容液、化粧水が一般的ですが、お客様によってはご自身で使用していて拘りがあったりもしますので、サロンで準備するのは保湿に特化したシンプルな美容液、化粧水が良いと思います。

現在では、施術で使用するジェルに保湿成分やふき取り不要の便利なジェルもございます。それでも施術終わりのお着換えの際に、ご自身で整えたいお客様も多いので必ず備え付けておきましょう。

こういった細やかなケアの積み重ねが満足度を向上させますので、長く通って頂く要因となります。

荷物置き・ロッカー

荷物置きは、ご来店されたお客様のお荷物も汚さぬよう清潔且つ安全に保管する大切な備品です。

施術中、お客様の目は閉じている状態なので、鍵付きのロッカーを設置し1㎜の違和感なく安心して施術を受けることができます。

お荷物の中には貴重品類が入っているため、万が一サロンの店外で盗難や紛失があった際に鍵付きロッカーを設置しているサロンであれば役に立ちます。

安心と信頼をお届けするサービス全般に言えますが必要不可欠です。

カウセリングシート

カウンセリングシートは、初めてご来店されるお客様とカウンセラーが脱毛を始める前にお話とするときに使用する大切な書類です。

例えば

・b何故脱毛したいのか

・脱毛希望の部位はどこなのか

・脱毛についてご認識していないか

カウンセリングはその名の通りお悩みを具体的に分析し解決に導くことを指します。部位の聞いて施術をするだけでは満足度を大きく下がってしまいます。

脱毛には期間と回数が必要なのでお客様との信頼関係がとても重要となります。良好な関係を築くことができればお客様からご紹介につながりやすく、サロンの評判も上がります。

同意書

同意書とは、脱毛を始める前段階の契約前の交付する(記入して頂く)書面です。

主に2種類あり

①施術同意書

基本的に、脱毛方法はレーザーやフラッシュを使用します。光の強弱はあるにせよ、特定のお薬を服用されていると熱を感じやすく赤みの引きが遅くなったしまいます。また服用されていなくてもご病気や持病の関係で照射を禁止されているケースもございます。施術同意書は時にはお医者様に一筆頂くこともあり重要で必須は書類を言えます。

②未成年様用親権者同意書

基本的に未成年者様は保護者同伴でのご来店を促すようお願い致します。プランやコースを契約知る際や都度払いの個人サロンであっても、大切はお肌を預かることになりますので未成年者様のお客様には必ず親権様同意書を交付しましょう。親御様とのトラブルは限りなく少なくしリスクを回避しましょう。

雑誌・タブレット

ここでの「雑誌・タブレット」はお客様が待たれている際に、退屈せず快適に過ごして頂くツールとなります。

雑誌の種類のおすすめは、脱毛と関係なくてOKです。ただ脱毛することによって楽しくなるイメージがしやすいジャンル

例えば、ファッション系、美容系、スポーツ系(ゴルフ・筋トレ)など。

タブレッドは、あればいいな程度で思って頂いて大丈夫です。指紋のお手入れなど若干手間かと思いますが、高級感を他と差別化をしたいのであれば良いと思います。

ドリンク

ご新規のお客様、通われているお客様すべてにご来店されたら、ドリンクを差し上げることは確実に行った方がいいです。

無料で提供するサービスなので、種類は特に無理しなくてもいいです(基本は水、夏は麦茶かお茶)。使い捨ての紙コップが一般的ではありますが、サロンによっては300mlくらいのペットボトルをそのまま差し上げるサロンも見かけました。

ただ飲みきれなくて持ち帰ることになった場合、少々荷物になるのが難点。結論紙コップが無難ですね。

この項目まで読んでいただいた方はもうご理解されているかと思いますが、一番重要なのは「ホスピタリティ」です。お客様をおもてなすということ。

スタッフが使用する備品一覧

契約書・概要書面

お客様との交付する書類の中で、最も重要不可欠なのが契約書と概要書面です。

お客様が安心して脱毛ができるよう、サロン側にもお客様側にもにメリットしかないと言ってもいいくらい超重要です。

一般的に、サロンでは主に「エステティック契約書」と呼ばれ、サロンに必要最低限の規約が記してあります。

特に回数プランなどの特約契約や継続特務契約はクーリングオフが適用しなければいけませんので、0から作るのではなく公式で定められた書面を使用しましょう。お客様に分かりやすく伝えるために、専門用語を多用するのもよくありませんので認識しておいてください。

また概要書面ですが、契約書とセットなのでどちらかがないと、最悪の場合行政処分や刑事処罰の対象になります。

そうには絶対にならないようにしておきましょう。

パソコン

各サービス業において、パソコンは必要不可欠となります。

お客様管理、予約確認、ブログ・口コミ管理、売上管理と施術以外すべて一台のパソコンで補えます。

最近では管理面の一体型になっているアプリも開発されより便利になっています。それに併せてタブレットやスマホと連動しているアプリがほとんどですので、自宅や店舗外でも安心してサポートできます。

付け加えてプリンターも購入しておきましょう。店内に掲示するキャンペーンのPOPや契約書とは別に交付する書面などもパソコンで管理しますので、スキャン付きのプリンターの購入がおすすめです。

またパソコンの選び方ですが、ある程度信頼性のあるメーカーがいいと思います。故障した時の対応や、セキュリティ対策も大切ですので安価なものはおすすめしません。仮にアップル製品であれば少々高額ですがスマホ・タブレット連動が最適なので便利です。

ユニフォーム

清潔感や統一感が重要になるユニフォームですが、経営者の考え方で方向性が変わやすい項目と言ってもいいでしょう。

意外と大事なのがユニフォームを着用することで仕事とプライベートのメリハリが付き業務に集中できるというメリットもあります。

例えばインターネットで「脱毛サロン 制服」で調べると、大体決まった形のものが出てきますので同じようなものを選びがちですが、通気性が悪かったり露出が多かったりと見た目重視し過ぎていて、働く側に立つことを考えてなかったりするユニフォームが多いです。

重要なのは「どちらの立場に立っても良いもの」を選ぶことです。

夏でも冬でも施術中は熱くなり汗もかきますので、通気性が良く汗を吸収してくれる素材、そして素肌にダイレクトに触れて尚且つ動きの事も考えて柔らかめな素材がおすすめです。

さらに注意して頂きたいのが冬です。施術中は熱くなるのは間違いなく、逆に受付周辺でユニフォームの状態だと寒くなりますので、カーディガンを羽織る前提で最適なユニフォームを選んだ方がいいと思います。

ゴム手袋

施術時に毎回に使用するゴム手袋になります。施術後に取り換えるので使い捨てはマストです。

お客様に直接触れる主な施術道具、脱毛機やスパチュラがございますが、お客様の身体の向きを変えて頂く際に手を添えてサポートしたりと何かと素手を使う場面がございます。そこで手をしっかり覆う手袋が必要です。

素手でお客様のお肌に触れると「感染症」のリスクが高まってしまいます。

感染症とは、

大気中や皮膚にある様々な細菌が毛穴から体内に侵入し、体内で増幅、結果発熱したり咳込む症状になることをいいます。

インフルエンザやコロナにも同じ感染からうつるので大変危険と言える。

お客様には少しの違和感すら与えないのが当たり前の基準です。サロンのHPやSNSを拝見しますとゴム手袋を使っていないサロンも多々も見受けられますが、結論すべきです。コスト面を抑えたいお気持ちは重々理解しておりますが、100枚などセットでも販売しているものもございますので、できるだけ安くまとめ買いをしてください。

マスク

マスク着用は、ゴム手袋同様に感染症のリスクを最大限抑える必需品です。

感染症の経路の3つの中に「空気感染」と「飛沫感染」があります。人間同士の通常会話での距離だったとしても息で感染してしまうくらい飛沫しているのです。脱毛サロンでお客様に施術を行う際、特にお顔の施術は話す距離よりもずっと近くなります。

個人サロンや美容室などでよく見受けられるものが、私用で使うような色付きだったり、サロンとは関係ないロゴが入っているマスクです。

結論、白のサージカルマスクが最適です。

清潔感も上がりますしプロフェッショナルな雰囲気にもなりますのでおすすめです。サイズも豊富ですのでご自身もお顔に合ったサイズを選びましょう。

アルコール消毒液

アルコール消毒はサロン側、お客様側の双方のために必ず設置する項目です。

施術者、管理者など店舗スタッフは全員定期的に手の消毒、お客様はご来店された際に一度消毒。でいいと思います。

アルコール消毒液にも様々な種類が存在しています。その中でもお肌が消毒できるものをしっかり選んでおきましょう。各電化製品(脱毛機本体も)やキッチン周りなど使用する消毒液は無水アルコールと言って濃度は濃いがすぐに蒸発してしまうデメリットがあります。

無水表記だけあって濃度は抜群に濃いので、用途に合わせて精製水で薄め使用するのが苦でないのであればメリットもあります。ただ消毒用であっても脱毛機本体をしっかり消毒できるので無水はおすすめしません。

よってお肌に触れても蒸発するまで時間がかかる(その間手に馴染む)消毒用エタノールなどが最適です。

掃除器具

常に店内をキレイにし清潔に維持するためには、各用途の掃除器具が必須となります。

基本的には毎朝もしくは営業終了後の一回で良いかと思います。ただあくまで空き時間等に営業時間内でも気にして掃除はした方が良いです。お客様から見られたとしても、実は好印象に感じて頂いていることはご存じでしょうか。もちろん埃が舞うなどはNGですが、常に目を配り清潔にしている光景にネガティブな印象を与えることはないです。

一般的に代表的な掃除用具は以下です。

「床」:掃除機・クイックルワイパー・ぞうきん

「入口マット」:コロコロ・激落ちくん

「トイレ」:トイレクイックル・消毒液

「キッチン」:スポンジ・洗剤・キッチン用ハイター

「洗面所周辺」洗濯用洗剤・柔軟剤・ハイター

細かいものを入れたらキリがなくなります。しかしどれも必要です。水回りは特に注意してあげてください。

少しでもほっておくと臭いが充満し施術部屋まで及ぶことになってしまうと、折角の心地よい気持ちが一気に醒めてしまいます。

ご自身の自宅以上のつもりで掃除を心がけてください。

ゴミ袋・ゴミ箱

施術ルーム・受付前・バックヤードそれぞれ各1つは備え付けておく必要があります。

施術ルームのゴミ箱は基本的にはお客様専用の認識です。施術終わりにお客様が使用したティッシュやおしり拭きを捨てるための用途です。ゴミ箱の種類も外から中が見えないようになっているものもあります。

気にしていただきたい項目としては、「ゴミは溜めない」です。施術終わりのルームリセットの時に必ずゴミを回収しましょう。

施術ルームに限らず、バックヤード含め定期的にゴミ箱の回収はしてください。儲かっているサロンが隅々まで完璧にキレイにし清潔感を保っています。

お金ではどうしようもできないことを日々努力しコツコツ積み重ねることによってそれが成功という形に表われます。

店内設備・インテリア

店内設備は今このコラムを読んで頂いているあなたがどういうサロンをイメージし描いているかによって雰囲気も違えば、内装費も異なってきます。

開業であれば、50万~300万程度に抑えるのがおすすめです。徐々にお客様が増え1年以上の利益が見込める状態になったら一気に変えてもいいと思います。

注意して頂きたいことは、自己満足が表に出過ぎてしまっているということ。

あくまで主役はお客様です。第三者が見て心地よい色合い、BGM、照明はある程度は統一して頂き、

安心とサービスを提供することがお客様満足を上げ理想のサロン作りができるようになります。

受付エリア

新規開業をお考えで且つどんな狭くても自宅以外でサロンをオープンしたい場合は受付を設置することをおすすめしています。

受付は施術以外の店舗業務ほぼすべて行うことが可能です。売上管理や予約表などのPC業務、現金保管、決済等、その他お客様応対は受付エリアと施術ルームのみです。

また、HPやホットペッパーなど集客には欠かせない項目です。大体の美容系サロンや各種クリニックのトップページには受付の写真が使われております。マンションでいえばエントランス部分になるので、対お客様からすると受付は「顔」となります。

10年前とは違い今では業界シェアも大きくなり大手サロンや個人サロンが急激に増えてきていますので、オリジナルを追求するのも大賛成ですが、周りに合わせることもかなり重要です。

受付エリアでは、ご自身が思い描いているサロンのイメージを100%表現し、しっかりアピールしていきましょう。

スタッフ用ロッカー

店舗で働くスタッフの貴重品や衣服などの私物を安全に保管しておくために必要です。

たまに見かけるパターンだと施術ベッドの下に置いているサロンがありますが絶対おすすめしません。例え個人サロンで一人だから問題ないと思いがちですが、その私物がお客様から見えてしまっては宜しくありません。

盗難のリスクもあり、万が一そうなった場合、嫌な気持ちになるのはお互いですし、鍵付きロッカーを使用していればこういった事態を防ぐことができます。

つまりお客様を守ることに繋がり、スタッフ、お客様をお守りするのはオーナー様です。

人数が多くなれば、スタッフ同士の私物が混合すこともないですし盗難リスクも格段に減ります。

重要項目として鍵付きロッカーの購入をおすすめします。

洗濯機

物件を探す上で、最も難関な項目です。洗濯機置き場がある店舗の方が珍しいと断言してもいいくらいです。

洗濯機の項目を付けさせて頂いている理由としては「洗濯」作業があるからです。施術する際にお冷やしで使用する小タオル、膝掛けや施術中のデリケート部分隠しに使用する大タオル、ガウンがあれがガウンもすべて毎回と言っていいほど洗濯することになるからです。

洗っている状態と洗っていない状態はすぐに分かりますので、お客様に少しの違和感も抱かせないよう細心の注意し清潔なサロン運営を維持しましょう。

では洗濯機置き場がなければどうすれば良いか。

洗面台で少しづつ手洗いです。個人サロンの宿命でしょう。最初はお客様も少ないので洗う時間は十分にあると思いますので洗濯機置き場指定はしなくてても良いです。どうしても手洗いが難しい場合は近くのコインランドリーで洗濯するか自宅に持ち帰り洗濯機で洗うかのどちらかです。補足ですが、コインランドリーは領収書が発行できないところもあるも気にして気にしてみてください。

運営していく中で、売上に対し大きく利益が出てきたらタオル業者と契約し洗濯はお任せしましょう。

相場は「小タオル」大体3000円前後+20~30円/1枚単価、「大タオル」大体3000円前後+50~70円/1枚単価です。

決済レジ

お客様が受付や店頭にて施術代をお支払いして頂くツールです。これがなかったらお客様もお支払いができません。

用意して頂く項目を細かく説明していきます。

①現金を保管するレジ

必ず鍵付きレジを購入しましょう。お客様にお見せするものではないので見た目に拘る必要はありません。

おつり分を準備しておかなければいけないので、1万円札1枚、5千円札2枚・千円札20枚・500円5枚・100円20枚、、5万以下に収めるイメージです。

②各種カード決済端末

クレジットの端末は種類も多いので、都度払いであれば一度の決済額5万以下が縛りの「square」がおすすめです。回数チケットで5万以上の決済が見込めるプランであれば一般的なクレジットカード専用が必要で「ステラ」「ミーチュアル」「アナザーレーン」といろいろあります。年間費はないものの、一度の決済で3~6%の手数料は発生します。またVISA・MASTER・JCBは比較的有効で、AMERICANexpressやDinersは非対応だったりもするのでよく調査し検討しましょう。

③交通系可能端末

SuicaやPASMOといった交通系のものも準備しておきましょう。気軽にスマホでチャージができるので都度払いサロンは特に用意必須です。

上記であげた「square」が対応可能なので一石二鳥です。

④QRコード系端末

PayPay、LINEpayなど交通系同様チャージがしやすいのでこちらもおすすめです。

領収書・筆記用具・文房具

サインペン、ボールペン、修正テープなど一般的に使われている文具、筆記用具は一式揃える必要があります。

お客様の中には領収書をお求めになられたり、ご新規様の記入シートは手書きがほとんどです。またバックヤードにスタッフ共有事項などサインペン(複数色)を使うことが多いです。

またサロンを運営する上で荷物集荷や、労務や経理といった会社経営も店内ですることになるケースがほとんどです。

領収書には「収入印紙」がつきものです。3万円以上の領収書には必要で、基本的にはサロン側で準備するものですので、併せて購入しておきましょう。

しっかり一瞬の隙も見せたくないのであれば、社印と社判も準備しておきましょう。最初は手書きでもそこまで問題ないので、書き方はインターネットで調べて頂ければと思います。

予約システム・アプリなど

お客様がスムーズに予約ができ、且つサロン側も管理しやすくなる超重要項目です。

現金の管理、売り上げの管理まで一括でまとめることができるのも魅力です。

「サロンボード」が代表例で、人気の理由はリクルートが管理しており巨大マーケット「ホットペッパー」そのものだからです。お客様側もサロンを探す上でまずホットペッパーを閲覧しているケースが多いです。最近では「square」も予約管理やタブレット化し見やすくなり便利機能も増えてきていますので両方採用もありだと思います。近年LINE予約が増えてきているのは連動機能があるシステムを取り入れているからです。好き嫌いありますのでご自身が思うベストなシステムアプリがいいと思います。

また、予約アプリには隠れた便利機能があります。

それはオーナー様が、確定申告や決算する際に社労士に売上台帳を提出するのですが、その書類も自動管理ができ、手間を大幅に省けるというメリットがあります。スタッフの出勤記録や実労働時間まで管理できるアプリもございますので必ず取り入れましょう。

経営に必要なものリスト

開業届(個人事業主の場合)

開業届とは、個人事業を開業したことを税務署に申告するための書類です。

開業から1か月以内に提出する義務がありますので、忘れずに提出しましょう。

提出するデメリットはありません。融資や賃貸借契約の際に提出を求められることも多いので、早めに用意しておきましょう。

青色申告(節税になります)

個人事業主が開業届を提出する最大のメリットは、青色申告ができるようになることです。

最大65万円の所得控除を受けることが最大のメリットです。

また、
・家族の給与までもが経費にできる
・赤字が出た場合は損失を3年間繰り越せる
などのメリットもあります。

節税効果が高いので必ず青色申告で行いましょう。

会計ソフト(顧問の税理士が慣れているソフトがおすすめ)

青色申告にはデメリットも存在します。

複式簿記が必要になるため、単式簿記と比べて幾分か複雑です。

昔は高額な経理ソフトが必要になることもありましたが、今ではクラウド会計ソフトがやってくれます。ソフトはMFクラウドがおススメ。勤怠からマイナンバー管理、給与計算まで全てオールインワンになっています。

契約書・概要書面

脱毛はコースの場合、特定継続役務契約になるので、契約書と概要書面の交付が義務付けられています。不備があると全額返金の対象となりますので、丁寧に行ってください。

ホームページ

必須です。お店に行く前に必ず検索されます。

ずっと使うものになりますので、ある程度の予算をとって制作しましょう。

OPEN前には写真撮影ができませんので、フリー素材を当てはめて、OPENしたら自社素材に切り替えてください。

各種SNSアカウント

各SNSアカウントは鮮度が重要です。

更新が滞るくらいなら、制作しないほうがいいので、最初はInstagramのみでも大丈夫です。

放置だけは絶対に止めましょう。

税理士探し or 会計の勉強

税理士に頼む場合でも会計の勉強は多少必要です。

自分で決算や確定申告を行う場合、節税や経費の算入ルールなど幅広い知識が必要になります。

社労士探し or 労務の勉強

MFクラウド でも給与計算は可能です。

もしコストを削減する場合、社労士は省いても問題ないです。

税金は無知の罪と揶揄されることもありますが、税務署の職員は税金を取ることが仕事なので、節税については何も教えてくれません。

一方で、労務の領域は厚生労働省と利害関係が一致しているので、職員は丁寧に教えてくれます。そして、ネットにある情報で十分対応できます。

就業規則(10名以上を雇う場合)

就業規則は会社の憲法です。

ここに書いてあることが全てとなりますので、慎重に作成しましょう。

9名以下の場合、就業規則は不要です。

事業専用のクレジットカード

経理を行う上で、プライベート使用のカードと事業用のカードは分ける必要があります。

法人の場合は法人用のカードを作成していただくようにお願いします。

事業専用の銀行口座

カードを作る前に、引き落とし用の口座を作る必要があります。

近年、銀行口座の開設は厳しくなっており、バーチャルオフィスなどで登記するとまず否決されます。本店は店舗で作ってください。

また、法人の場合、個人契約の住宅を本店にしてしまうと銀行口座を作ることができなくなります。必ず法人契約の物件を本店にしてください。

節税テクニック

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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